Appleが正式発表

Apple社CEOのSteve Jobs氏が基調講演において、MacintoshへのIntel製プロセッサの搭載を発表した。
[CNET Japan] [ITmedia News] [impress PC Watch]


Intel製プロセッサを搭載した最初の製品は12ヶ月以内に発売するとのこと。
当然、発売時に対応アプリが揃っているとは思えない。そのために"rosetta"なるPowerPCエミュレータが用意されているらしい。実際にPentium4を乗せた試験機でデモもやったみたい。あくまでもエミュレータなんで、すべてのアプリが動くとは限らないし、動作速度も制限されてるっぽいけど。基調講演では実際にPentium4を乗せた試験機でMacOSX for Intelを動かすデモをやったらしい。
さらにMacOSXの新しいロードマップも発表され、次期バージョンのコードネーム「Leopard」を発表。2006年末から2007年初頭にかけて出荷を目指すらしい。


PowerPCエミュレータも用意されたことで、アプリケーション的にはIntel対応バイナリが出回るまでは何とかしのげそう。
でも、趣味でMac使ってる人でもIntel版のソフトを買いなおす必要があったりとか、結構負担が大きそうだけど、仕事としてMacintoshを稼動させている現場への影響はどうなんかな?
聞いた話だと特に出版、デザイン業界では対応アプリやフォントの関係でMacOSXへの移行すら渋っていて、いまだにMacOS9やMacOS8を稼動させているところも多いらしい。