恵方巻きの起源

節分は過ぎてしまったわけだが、節分には巻き寿司を恵方*1に向かって無言で食べる、という風習があるが、これの起源は

  • 江戸時代末期、大阪船場の商人が商売繁盛を願ってはじめた
  • 大正初期頃に大阪の花街に節分の時期にお新香を巻いた海苔巻を恵方に向かって食べる風習があり、それに倣って戦前に心斎橋の寿司屋が閑散期の客寄せに始めた
  • 1948年頃、海苔あるいは巻き寿司の消費拡大を目指して恵方巻の風習が作り出された

等諸説あるらしいが、現在主流となっている説は

  • 1977年、大阪海苔問屋協同組合が道頓堀で「巻寿司早食競争」イベントを開き、マスコミの注目を集め、それを見た食品メーカーが便乗して全国へ広まっていった

だそうだ。また、大阪ではなく愛知県が起源とする説もあるらしい。
なんにせよ、乾物屋or/and寿司屋の謀略であることは間違いないだろう(^^;
これが全国的に広まったのはコンビニの販売戦略によるものだとか。


ご存知の方はいないだろうが、10日ほど前の1月25日、京都の北野天満宮にてこの恵方巻き用の海苔の無料配布が行われた。このイベント(?)は今年で二回目。来年もあるのかな?

*1:今年は庚(かのえ)。大雑把に言えば西南西